詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
あなたとの思い出は余りに少なすぎて、ふと気付いた時にはもう指の隙間から零れて無くなってしまいそう
こんな暗闇だけを残してあたしの目の前から消えてしまったあなた
どんなに辛くても止まない雨はない、必ず太陽は昇るってそんな事わかってる
でもあなたといた時は短い夜でも独りで過ごすには余りに永すぎて
心が死んでしまう
水を貰えぬ花の様に
あたしを此処から救い出せるのはあなた
―でももう居ない―
だからせめて照らして欲しい‥
そうすればあたしは咲いていられるから
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
ホントは辛いクセに皆の前では笑って話してしまう自分が嫌い
大丈夫だよが口癖になってる自分が嫌い
外で強がって独りの時泣いてる自分が嫌い
誰にも本心を見せれない臆病な自分が嫌い
でもあなたを好きで良かった、幸せだった。
そう思える自分は好き
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
ふたり最後の日
あの日
手を繋いで歩いたり
キスしたり
いつもは当たり前にしてた事があの日だけは無かった
ほんのひと粒の勇気を出せば出来た事なのに
最後だって知ってたらそしたら‥
いつもは心の中でしか言えなかったあの言葉を言えたんだ‥
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
お
伽
話
の
中
に
い
た
な
ら
、
ど
ん
な
こ
と
が
あ
っ
て
も
ふ
た
り
は
結
ば
れ
た
の
。
で
も
あ
な
た
は
王
子
様
じ
ゃ
な
か
っ
た
し
、
わ
た
し
は
お
姫
様
じ
ゃ
な
い
。
│
:
:
そ
れ
だ
け
の
コ
ト
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
幸せな人程、不満を口にするものだね
はじめは君と同じ時間を過ごせるだけで良かった
でもこの心はどんどん欲張りになる
ふたりで居たい
明日も逢いたい
独り占めしたい
人間(わたし)程欲張りな生き物が居るのだろうか
それとも誰もがこんなコトを心に秘めながら過ごして居るのかな
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
遠くから見たあなたはとても奇麗で
そんなあなたに少しでも近付きたかったの
でも
傍に駆け寄ろうとしたらもうあなたの姿はなくて...
まるで蜃気楼みたいね
本当のあなたは何処にいるの?
いまなにしてる?
…あなたにあいたい
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
もうあたしはあなたの“特別な人”じゃないから
必ず此処に戻って来るなんて保障は何処にもない
本当はあなたの一番傍に居たいの
でもそんな我儘は言わないから
せめて手の届かない所に行かないで
あたしの知らないあなたにならないで