ホーム > 詩人の部屋 > 華霞の部屋 > 狂気の花

華霞の部屋


[3] 狂気の花
詩人:華霞 [投票][得票][編集]

貴方のお誘いにあたしは白紙にすることが不可能なの。
貴方のその手があたしを誘惑する。
あたしの心の陰陽を白黒を同化させ灰色にする。

あたしは貴方が好きなことも察知しているのでしょう。
だからこそあたしを弄ぶのがとてもお上手。

完敗だわ。
あたしは貴方が好きなんですから。
貴方には隣にあたしじゃない人がいることは百も承知なのに。
女って馬鹿な生き物。

どうぞ手招きして。
どうぞ玩具にして。
飽きられるまでがあたしの使命。

儚い恋の花は只今咲き誇ったばかり。

2007/12/18 (Tue)

前頁] [華霞の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -