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遥 カズナの部屋


[112] ロケット
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]


僕ら
何かと言えば
取り返しも
とめどもない
勘違いをしていたのかもしれない…

ロケット

あの月に
ズカズカと
人がたどり着いてから
何か
やり場もない
やりきれなさが
星やマンガ雑誌等も巻き込んで
目をつむっていた無垢さと朝の非情で倦怠な目覚めに分からないふりをしてきた

ロケット

イライラしている

ロケット

憧れている

嗚呼…
なんと言えばいいのか
慎ましく限界を試される
荘厳な姿勢
つまりあれは
神なのだから

さて
神だとして
なにをかいわんや
現実の日々の生活である

つまり

つまりなんて言う奴は
ろくでもなく
これは
Ωであり
αなのだ

さよならみんな

さようなら地球






2007/07/14 (Sat)

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