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遥 カズナの部屋


[130] 即興文1
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]



外は寒く
この心に沸き立つすね事とあいまって
どこもかしこも
つねられて
笑ったみたいに見えているのなら
皮肉みたいで馬鹿みたいさ

人には安売りらしい
柔らかい切れ端に
肩までぬくまり

恥ずかしい言葉を説き伏せながら

正しく
意味も恥も届かない
風だけが行き交う
無意味を許された場所で

君を想う








2009/01/28 (Wed)

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