ホーム > 詩人の部屋 > 遥 カズナの部屋 > メダカ

遥 カズナの部屋


[191] メダカ
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]













ノートの狭間をさ迷う
メダカを見せたい

耳の奥まで水でいっぱいになると
薄くて透明な身体が透けて
心臓の鼓動に
気がつく

呼吸が小さな身体中の隅々までも躍動させ
大切な働きの繰り返しが
丸見えになる

ここでは
上も下もない
そこで
どうして
こうしてあるのか

物書きが
ありもしない
なくもない
チョロチョロと揺れる尻尾を揺らして紙面を生きる
そんな様を












2015/09/23 (Wed)

前頁] [遥 カズナの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -