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遥 カズナの部屋


[190] 命の水
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]

盲目の世界
血と金と人々の薄汚れきったプライドの蹂躙するこの地表の隅々を避けるようにして流れる
細く清らかな
せせらぎがある

文字はどこにあるべくして書かれてあるのか
指先に掴まえられたペンの先端

無垢な白紙の上を
理知と私利とあらゆる偏見にまみれた思想を避けるように
小さな小川が流れている
そこに
文字があってこそ
渇きを癒す
せせらぎがある


2015/10/24 (Sat)

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