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遥 カズナの部屋


[195] 詩友
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]

あの頃
君が渡してくれた灯火が
今も僕を疼かせている

君はいつも
人と違う事にばかりに
皆が
触れるように
皆が気がつくように
したがって
そんな
あんまりに傷だらけの君が
僕には
君へ心をどうしたらよいのか
わからなくなって
それっきりに
してしまった

旅は二人を大人はしてくれたようだけれど
お互いの距離は
全く変えてはくれなかったし
そんな事を思うこの心は
つまらないね

僕は僕にしか書けない
詩を
やっぱり書くしかない

そう
灯火は
消えてはいない

それが君にとって
嬉しいといい


2017/07/09 (Sun)

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