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遥 カズナの部屋


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詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]

君が
君でいたくなくなってしまった時のために
書いている

頭の中で
なにもかもが
わからなくなって
誰か
たえられない人がいたり
取り返しのつかない
失敗の後悔にさいなまれたなら
とりあえず
外出するといい

空や海、山や川、雲や雨を見に行って欲しい
もう、見た気でいても
外へ出て
まのあたりにする光景には力がある
それを確かめに行って欲しい
それらには
君を励ます力がある
それは
渇いた土地にわきだす
小さなわき水のように純粋で
誰にでも分け隔てなく
あたりまえのように溢れ出ながら
かけがえがない

僕にとって
君に巡り会えた事が
そうであったように

2016/04/29 (Fri)

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