詩は海原を背にし空を見上げながら横たわる二次元上の生と死の境目の煌めき境目の、どちら側にいようがこちら側と向こう側とでお互いを魅力してやまない波しぶきの立つほんの一瞬の一滴の雫石の中まばたく生身の肉に包まれこちら側と向こう側とを行き交う「お父さんはお前が好きだよ」「そんな事、急にいわれても」「いつも思っているから言うだよ」イルカのような瞳で
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