ホーム > 詩人の部屋 > 遥 カズナの部屋 > 三原色

遥 カズナの部屋


[221] 三原色
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]

あんなにも笑っていられた

道端に捨てらたタバコの吸い殻

バースデーケーキを食べ残したテーブル

誰も居なくなった体育館

オートリバース
ハイファイ
pc8001

点と点から線が生まれ
線と線が文字を浮かびあがらせ
数えきれない文字達が
数えきれない文字にしゃにむに追いすがって
夕暮れだ
ブラウン管テレビの砂嵐が
粉々に吹き荒れ
スイッチをoff

なにもかも今はもう昔の漫画みたいだ

2019/01/02 (Wed)

前頁] [遥 カズナの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -