ホーム > 詩人の部屋 > 遥 カズナの部屋 > ヒッチハイク

遥 カズナの部屋


[234] ヒッチハイク
詩人:遥 カズナ [投票][得票][編集]

団地が近くにある
仕事からの帰宅途中
たぶん
団地の住人らしい
初老に近い婦人が
重そうな買い物袋を手に下げ
家路を歩む様子を
運転席の車窓から見かけると
他界した母の事が思い出されて
どうにも
車に乗せたくなる


2018/12/16 (Sun)

前頁] [遥 カズナの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -