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遥 カズナの部屋


[426] 労働
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

喉が痛みを感じかけるような汚臭

トラックが病院から
洗濯物を持ち帰り
分別する

鶏舎や豚小屋に牛舎には
それぞれに独特の臭いがある

人の収容所も
きっとこんな臭いがたちこめて
しまうのだろう

糞や尿、血痕すらある
寝間着やらシーツ

文字にするのも憚れるもの
そうでないものとを
目視で分けていく

「底辺」か

寝ぼけてやいやしないか

そんな事なんて考えた事すらない
だろう御年配の社員の方に
色々と教えて貰いながら
作業を進める

一日働いて8000円

「感染症とか、恐くないですか」

「ここで働いてコロナの頃も含めて7年になるけど、何も無かったよ」

何の慰めにもならなかった

2026/02/28 (Sat)

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