私を心から愛おしい気持ちにさせ報いを必要ともせずに恥ずかしさと情けなさに塗れながらもそれとは知らずに私は『詩』を書いてみたいと願っていたのです…何も有りませんただ そこに咲いた一輪の無駄も余裕も持たない花がいつの間にかそうさせて いたのですであるならば何も無くとも私の書く文字がいつか逆に花のように 何かが咲く事を促してはくれないかと夢見 また願いもするのです
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