詩人:高級スプーン | [投票][編集] |
嫌な感じがした
見るんじゃなかった
おとなしく寝とけば
良かったなぁ
まだ落ちてなかった
あの日の汚れ
真剣な表情も
楽しげな笑顔も
さらさらしているのに
飲み込めない
いまだにすごく
不味く感じて
吐いてしまった
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まずは足跡つけて
それから
僕のプロフでも見てさ
感想板においでよ
詩とか書いて
写真でも貼ってって
僕のも見せるし
日記も書いてるから
だから見に来て
リンクさせて?
仲良くしてね
君と繋がりたいんだ
皆と繋がりたいんだ
世界の何処かで
心の隅っこで
繋がってたいんだ
ある日の少年が
必要としたものは
自らの居場所と
視えない触れ合いで
目の前の現状から
逃れられる空間は
そう遠くない
無機質の中に在った
優しさが冷たいものでも
嘘が本当になっても
仮面を舐めるだけの時も
その先が生き止まりでも
寄っ掛かってたいんだ
今だけ
飽きるまで少しだけ
眠らないまま
此処に居させて
僕の部屋においでよ
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行こう
親が何か言ってる
行こう
アイツが批判してる
行こう
彼女が泣いてる
行こう
友達が叫んでる
行こう
路上で歌ってる
行こう
道端にゴミが捨ててある
行こう
戦争してる
行こう
死体がごろごろ転がってる
行こう
飢餓に苦しんでる
行こう
明日を望んで泣いている
行こう
先に何があるか知らない
行こう
後戻り出来ない
行こう
行こう行こう
そう決めたなら
行こう
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最近やとよくある話
俺と彼女は
チャットを通じて
知り合った
ネットの嫌なとこは
自分の秘密を
一人に話すと
顔の知らない
誰かにまで
知らんうちに
伝わってしまってたり
する事や
当時
その場所で
知り合って
付き合った何組かも
変な噂とか流されて
別れたりしてたから
誰にも言わんかった
ネット上だけじゃなく
身近に居る友達にも
親にも秘密にしてた
その頃
出会い系殺人とか
多かったし
誤解されて
付き合うなって
言われる気もしたから
ある意味
チャットは
集団出会い系やしな
オフ会行くと
たまに変な
キモイの居るし
あちこち女に
手を出して
いつの間にか
消えとる奴とかも
居るしな
チャットから始まる
付き合いなんて
疑われて当然
やけど
好きになってしもた
やから告った
そして
付き合うことになった
東京&大阪のコンビは
ここから始まった
長くは続けへんて
二人とも
思ってたんやけどなぁ
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どれだけ支えになろうとしても
君の苦しみは泣き止まない
少数派だと主張する大多数が
大衆の中に埋もれていく
答を見つけたいと嘆いて
問題から目を背けた
一人でいいなら歌わない
歌っても独りきりだけど
皆から距離を置く自分が居る
論点からズレていく
思考はまとまらないのに
僕は固まりカタマリへ戻る
解決させない
しても認めない
それでも明らかになっていく
君や僕の構造を理解し
やがて説明書がついて
不可思議が無くなり
つまらない世界になっても
僕は歌いたい
歌うことが好きだから
他の全てを犠牲にしても
幸せだって叫びたい
それは嘘です
鎖で繋がれて
事態は悪化するばかりで
手のつけようのない現実
それでも歌を歌いたい
ありのままの姿で歌いたい
何の救いにもならないけど
歌わずには居られない
耳を塞いでも聞こえてくる
何でもない僕の歌で
少しでも君を支えたい
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一人で居るのが好きだ
友達はケータイだけ
穴に棒を突っ込んで
スッキリするなら
愛なんて要らない
毎日を憂欝に過ごして
長持ちしない人生を送る
それでいい
朽ちていく景色を
生かし続ける為に
影まで白く塗り潰す
地下鉄に吹き込む風は
とうに死んでいるのに
トマウマを持たずに
自分に負荷をかけずに
生きている人は一握り
そのうちの何人が
幸せを感じているのか
生きるのが嫌なら
死を考えなくても
いつかは逝ける
薄暗い階段を登り
地上に戻ると
頬に雨粒が当たった
満たされも
癒されもせずに
失う日々を送る
何もかもに甘えながら
悲しみの上に
チャリを置き
ふらふらと歩いている
最低だ
でも
今の弱さが心地良いから
もう少しだけ
浸かっていたい
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ペンペンペン
ボールペン
知らないうちに
ハイ紛失
どこへ行ったの
ボールペン
仕方が無いので
借りました
ハイ紛失
どうしてくれる
信頼関係
ペンペンペン
ボールペン
隠れるの上手いよぅ
上手すぎるよぅ
ボールペン出てこいよぅ
このかくれんぼ大臣がっ
誉めても出てこないよぅ
と思ったら
ズボンから出てきたよぅ
でも全然書けないよぅ
インク出てこいよぅ
ズボンと一緒に
洗ったくらいで
出なくなるなよぅ
ヤワいよぅ
ヤワヤワだよぅ
ひととよぅ
漢字で書けないよぅ
ペンペンペン
ボールペン
これで一体何本目
一本数百円と
まぁ微妙なお値段
だからついつい
失くしちゃう
たかがボールペン
されどボールペン
消える魔ボールペン
新しいの買ったら
出てきたよ
なんか悔しいですよね
掛布さん
うん非常にまぁ
ハイ似てない
ペンペンペン
ボールペン
必要とする時に
いつも君は居ない
大切にしない
僕が悪いんだけど
ゴメン
これからは
もっと大事に扱うから
答えておくれ
今すぐ君が欲しいんだ
ねぇお願い
って
返事するかよ!
ペンペンペン
ボールペン
知らないうちに
ハイ紛失
御粗末さまでした
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何処にも
ぶつけられねぇ
吐き捨てたい気持ち
グッと飲み込む
黙殺された欲求が
体中をのたうち蓄まる
内側の世界を
壊す以外
僕に手立ては無いんだ
不毛な日々
繰り返し沸き上がるのは
ただヤりたいという衝動
誰でもいい
愛されなくてもいい
自分しか考えられない
身勝手な行為
此の感情の捌け口に
なってくれないか
とても小さな生き物
少しでも大きくなろうと
成長しようとしてみせる
殻を脱ぎ捨てる時に
感じる虚しさは
何よりも僕を
孤独にするけど
仰向けになったダンゴムシ
同じ動きを繰り返す
まるで誰かのよう
強い風が吹くまで
じっと待ってられない
無意味なようでも
望みを絶てない
鍵を失くした
手錠を外そうと
必死に藻掻く
救ってくれ!
救ってくれ!
即席の神頼みより
君の想い一つ
手を伸ばしたのは
自分自身を
掴む為だと信じろ
性衝動を越えてゆけ
その先にあるものを
確かめる為に
己の力で這い上がれ!
誰の所為でもない
君に課せられた苦難
どん底から
飛び降りる前に
思い出して
生きているから
君は居る
ひどく痛む心
騙し騙し切り替えてでも
幸せになってやれ!!
僕には無理だ