詩人:高級スプーン | [投票][編集] |
トゥルルル
トゥルルル‥
ガチャッ
もしもし
そちら大人でしょうか?
はいはい
こちら大人じゃないです
ピィィィィ…ガーッ
先日
大人の見本市に行きましただけど中には
入れて貰えませんでした
『大人じゃない人
立ち入り禁止!』だって
どうしても見たくて
夜中に忍び込んだんだ
するとそこにはなんと
…ナニモナカッタ
何も無かったんだっ!!
だっ
ダッ
ダダッ
大人って何ですか?
どちら様が
大人でしょうか?
誰か教えて
大人の在処を
教えてくれぇぇぇぇっ!!
えっ?
お前なんか
大人じゃないって
お前だって
大人じゃないじゃない
誰も
大人を知らないから
誰が
大人か判別出来ない
いつしか僕らは
大人と呼ばれた
大人じゃないのに
大人と呼ばれた
完璧な大人など居ない
皆どこかが子供のまんま
真の大人は深い海の底に
僕は子供ガキのまんま
大人とは呼べやしない
そうだよ
僕はピーターパンだ!!
パンパンパン!
ザザザザザー…
もしもし
そちら大人でしょうか?
はいはい
こちら大人じゃないです
プツン
ツーツーツー‥
おぎゃん
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ちょっとバカすぎるかもよ タリラリラーン 主役パパなのだかもよ タリラリラーン パパの名前無いかもよ タリラリラーン 息子あほ面かもよ タリラリラーン ネジ取れちゃったかもよ タリラリラーン 天才じゃないかもよ タリラリラーン ママは美人なのかもよ タリラリラーン ママも名前無いかもよ タリラリラーン
ウナギうな重ウナギでイヌだよ、遺伝子組み替え進んでる
バカ田大学 卒業したのだ、就職気にせず遊べるね
銃でバンバン おまわりさんだよ、日本で一番 無法地帯
レレレのおじさん 今日も掃く掃く ちりとり無いけど大丈夫?
もぉー!
ちょっとおとうさん
もぉー!
ハジメが寝てるのに
もぉー!
友達連れてきて
ボケまくるのはやめてー!
この歌パクりかもよ タリラリラーン パクりのパクりかもよ タリラリラーン 著作権無視かもよ タリラリラーン マジ消されちゃうかもよ タリラリラーン 反対の賛成かもよ タリラリラーン 西から昇るのかもよ タリラリラーン 東へ沈むのかもよ タリラリラーン これでいいのだかもよ タリラリラーン
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爆発したんだ
全て塵になって消えた
だから素顔にフタをする
イッテハイケナイコトが
外に漏れないように
スイッチ一つで
目の前が崩壊する時代
協調性を口にしても
誰も人の心など
正確に読めない
喜怒哀楽が邪魔をする
表情筋を動かすな
感情を表に出すな
半端に気持ちが
伝わってくるから
余計に混乱する
なんなら壊してやろうか
お前との関係
世界を消滅させる前に
仲良く談笑する二人
かなり前から冷戦状態
本音を言えない
建前も何処かぎこちない
何考えてるか分からない
そんなセリフ思い飽きた
団体行動が苦手
一つにまとまらない
21世紀の現代人
気付けば皆
誰かに頭を悩ませる
スイッチを押せば
薬を飲まなくても
平気になるかな
偽善者すら居ない
悪人だらけの世の中
秘密を守る為
誰かに嘘をつかないと
素直に本心を言えば
傷つけてしまうから
あれこれ気にしては
ストレスを蓄める
フタを開ければ
何が飛び出すのか
そんなに知りたいなら
今スグ素顔を見せてやる
イッテハイケナイコトを
発端に戦争すればいい
残った人々が
苦しむのも束の間
跡形も無く消えて
平和がやってくる
ωと話したんだ
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分かってるって
分かってるって
分かってないのに
言ってしまうの
大嫌いだって
大嫌いだって
ホントは
大好きで仕方ないの
目を閉じても
落ちられないの
落ちたとしても
すぐに覚めてしまう
耐えられないの
貴方の居ない
安らぎなど
苦しいだけだよ
出社して5分後
もうすでに
『あ、痛い』
電車の中
吊られた広告
つられて私
思考ぐちゃぐちゃ
ぼんやりと
その辺を見て
合わない焦点
会えない時間を数えてる
最近は
いつもそんな感じ
今日何したかなんて
覚えてないわ
明日何するかなんて
興味ないの
貴方に会えない日を
どう過ごすかなんて
潰す以外に
能がないの
月の居ない夜も
私は哭いた
子犬のように
小さく丸まって
小刻みに震えながら
貴方に会いたい
貴方に会いたい
今すぐ会いたい
今じゃないとダメなの
会えないの分かってる
それでも電話越しに
言ってしまう
超ワガママ女で
私は私を大嫌い
でも貴方は嫌わないで
ずっと私を好きでいて
いつもゴメンね
無理ばかり言って
でも好きなの
どうしようもないくらい
貴方が大好きで
死んじゃいそうで
泣きじゃくってばかり
いつもゴメンね
大好きなんだよ
分かってるって
分かってるって
分かってないのに
言ってしまうの
大嫌いだって
大嫌いだって
ホントは
大好きで仕方ないの
貴方が
大好きで止まらないの
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相思相愛から馬鹿を引く
お尻の穴からガスを抜く
それが純愛なんでしょう
ぼくは変態なんでしょう
だから偏愛なんでしょう
ガガガガス欠
にょにょにょ尿漏れ
くしゃみと共に
出たのは※※※ちゃん
相手の嫌な百や二百
目を瞑らずに愛しませよ
アンニョンハセヨ
隠し事せずに
なんでも言い合える
それが純愛じゃん
ぼくにとっては
本当の純愛じゃん
ぼくにはだから
純愛は無理じゃん
ぼくはだからか
ずっと偏愛じゃん
それでいいじゃん
良くないじゃん
ボカスカジャン
じゃんじゃん横丁
どっちもマイナーじゃん
ガガガガス欠
おケツ出血
何してケツかんねん
そして完結
なんて夜だよ
終わらない夜に
追われてる人
分からない自分が
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なんか
よく見かける人
顔は知ってる
でも話したことない
向こうは知ってるのか
どうなんだろう
たぶんこの先も
触れ合わないかもだけど
昨日は見たけど
一昨日は見なかった
今日は会えたけど
明日も会えるか分からない
初めましてじゃない
さよならは言えない
なんか嬉しい
なんか寂しい
僕らって
仲間かな
仲間なのかな
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喰われてしまえ
常に誰か任せ
君を好きになった
同じ本
同じページを
開いていたから
陥っても
やっぱり動けない
僕は
呟きすら吐けない
形だけの獣に
囚われぬ牙をくれ
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引きずっている
何処にも
届かせないように
足を引っ張って
誰にも
信じられないように
掴んだ
きみを離さない
相手が何者か見えない
此処からじゃ
きみの姿さえも
応援しても
罵倒しても
其の耳に眼に
此の声や
姿が届いても
変わらないのか
やってみないから
分からないが
他の人には無理だった
妄想の裏側に
きみが
逝ってしまった頃か
都合の善い悪夢を
度々
見るようになった
其処では
きみじゃない別人が
傍らに身を委ねて
笑っていたり
泣いていたりする
可笑しいだろ
陰る線が
集中する所に
何処までも
手を伸ばしても
辿り着かないんだ
交わってるように見えて
実は誰も
きみに触れてはいない
錯覚だ
自作自演だ
どの傷も
どの跡も
きみがつけたもの
最初から最後まで
他には誰も
関与していなかったのさ
興奮したかった
静けさを取り払って
イッてしまいたかった
切れ間の無い
あくびの出るような
長い長い後遺症
なびかせて鳴り止まない
暴言中傷浴びせて
出血多量のシャワーで
流せたのは
きみを除く全て
だからせめて
アザをつけて
鎮火させて
きみに触れたい
なんて今更
可笑しな話