今スグ買わなきゃリアルじゃ無くなるという妄想手に入れたものは押し入れに直行し過去になりゴミになる後は振り返らない綺麗さっぱり忘れてジタバタ ドタバタ自分を揺らす覚めない日々に潜む未来クライマックス間近で撃たれそうになって布団に隠れて怯えた夜あの頃僕は終わりと始まりを予感して真夜中も朝も昼も夕方も姿形が変わってた幻と現の境目で大人にも子供にも無い気持ちに捕われて掻き乱されながら光より速く生きたがった
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