詩人:高級スプーン | [投票][得票][編集] |
それは名前
誰の
君の
ラフな身体に
息づく想像の化身
いつ気付く
これから始まるストーリー
朝起きてスグに
スタートダッシュ
出だしに顔出し
手を伸ばす導火線
次のページに潜めろ魔物
バトン貰って走る姿
それは
蜃気楼を掴むような
でも確かに
そこにあるよなぁ
不鮮明な映像
一本一本
手繰りよせて描く
あれもこれもそれも
また一興
準備万端整ったなら
火を放つ
手を繋ぐ
この感触はどうか
んー
辺りを見回す
壊れていないか
慎重に探す
んーんーんー
幾度も幾度も繰り返す
しゃこしゃこしゃこしゃこ
創造と騒動のポンプ踏み
通い巡る血
ほとばしるペンシル
その先っちょで
パンパンパンパン
次々と爆発
縦横無尽に広がる世界
獅子奮迅で駆け抜けろ舞台
火の海に身を任せ
一気に畳む
急転直下落雷か
流れろ流れる
ひたすらに走る
終わる
で
どうなる
それは名前
誰の
君の
ラフな身体に
息づく想像の化身
いま気付く
ここから始まるストーリー
肝心なのはそう
スタートラインに歩を進め
新たに始まるストーリー