詩人:高級スプーン | [投票][得票][編集] |
いつだって
キッカケは単純で
たまたま同じ場所に
集まっただけの僕ら
興奮しっ放し
不安と感動入り交じる
出会いに発情するお年頃
何かやらかしたくて
ウズウズしてる
青い青い
春の桜並木を突き抜けて
僕ら
どこに行く?
教えてくれっつったって
そんなの誰にも
分かんないよ!!
どうせなら
デッカイ事をやろうと
無知なまま
全速力で駆け出した
成功と過ちと
幸せと後悔は紙一重
ゴールに辿り着くまでに
僕はいくつ
大切を傷つけた?
ヒザ小僧は赤い涙を流す
それは輝かなくて
誇れるものじゃなくて
汚い許せないものに変わる
意味も目的も見失って
静かな場所へと消えた
理由になっていなくても
どんな人生が
素晴らしいか
まぶたを閉じて反省し
深呼吸したら
目を開けて
そこには新しい朝が
そうはいかないか
もう
どうやったって
無理だろう?
途中で勝手に諦めてお前
自分じゃなけりゃ
殴ってやった
自分だから
死にたくなった
僕の知ってる神様は
可能性について
うまく答えられない
いつもしどろもどろ
みんな経験が足りないんだ
まだまだまだまだ
まだまだ青い
このオシリも人生も
お前や僕の
取り柄はひとつ
生きていること
いつか死ぬから
今は生きろ
なぁバカ野郎
もっと馬鹿やろう?
思わずサブい
ダジャレを踏んだ
笑えよ
ちょっとくらいは
お前に響け
何かやらかしたくて
ウズウズしてる
青い青い
春の桜並木を突き抜けて
僕ら
どこに行く?
答えてくれっつったって
そんなの誰にも
分かんないよ!!