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芥子、の部屋


[12] すてきとむてき
詩人:芥子、 [投票][編集]

引きずりだした過去
めくってもめくっても、めくっても
一度は味わったものだから
悲しみも感動もない

おいしくないものは
正直食べたくなんかないわ
だって、心も人生も
容量は限られてるんだもの

これから切りひらくはずの
ミライとゆう未知の場所で
甘くあまい麗しい夜に
めぐりあうことを夢みよう

しとしと降る雨のおとが
子守唄のようにきこえる日
心音と寄り添いあえば
ひとりじゃないって、嬉しいね

おなじ夢でねむり
おなじ夢に目ざめて
おなじ夢を生きる
それはすてきなライフ

おなじ夢を愛し
おなじ夢をだいて
おなじ夢で死にたい
それはむてきなライフ

2015/12/03 (Thu)

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