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一の部屋


[6] ながい睫
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あたしはあなたが寝てるとき、お腹が痛かった。

このまんま隣で寝て、目覚めたら
あなたは置き手紙さえ残さずに消えてしまってるんじゃないかって

違う人の元へ帰ってしまうんじゃないかって

こわくて、お腹がコンガラガッテしまった。

振り払われるのが嫌で頬に触ることもしない

キスなんて、持っての他


臆病なのは好きだから?

そんなの、知るか
苦しいんだよ

もうあなたはいないから
苦しかった、か

うん、好きだから
すごい辛かったな
でも寝顔、愛してた

2007/06/25 (Mon)

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