詩人:怜士 | [投票][編集] |
溶けた中身が邪魔をする
もうだめだ、取り替え時…?
走るほど
止まれない
次 止まるときは
もう最後なのかな?
いくら目をそらしても
これが現実?
別に急ぐ必要もなくきっと…
逃げられない
怖い
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そばにいられた時間は長くなかったかもしれない
けど頭の中にいつもいて、現実はとても無意味な繰り返しだよ
あなたに会った日にうまれて
あの日全部死んだ
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腕にお化けがたかってるみたいに重たくなって
頭から水かぶったみたいに寒くなる
視界が歪んだガラス
青い雲が目の前を流れてゆく
あの日と同じように
悲しい、
痛い
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わからへんとおもーとるんやろか
気付かんわけないやん
こんなときよそへやらんでや
別にどこも行きたないわ
そばにいてや
楽しそうにしてくれ なんて言うと思うか
最後やからひとりにせんで
ね?
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すべてに目を閉じて騙し笑う
熱をもって痛むのは他人だ…
そう、僕じゃない
これは僕じゃない
あるだけ飲み込んで眠ろう
二度と何も見なくて済むように
祈りましょう
眠ります
支配した痛みや
恐怖や
あなたに
さようなら
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記憶の中で美化される自信なんかないし
いくら愛しても変わることはない結果
一緒にいるとそれを意識してしまう
触れるたびに離れてゆくのがわかる
だから、
もう…
さよなら
これ以上君と、自分と
ちゃんと向き合うなんてできない
逃げてるよね
憎んでいいよ
もう会わないけど、指輪ははずさないよ
約束は守れないのに…
ごめんね
ごめんね
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理由は十分
泣けなくなった僕のために
代わりに流れる赤い涙
助けてって言って何が変わる?
ふざけんなって怒って何が変わる?
赤く泣き続ける傷口は答えを知ってる
いくつも列車を見送った
地面を見下ろしたまま朝になった
白い檻で目が覚めた
何度も…
その先にいけばいい
もっと泣いて、
僕を救っておくれ