詩人:怜士 | [投票][編集] |
あなたの考えてることは時々よくわからない
僕を独り占めしたいと言ったり、
僕を無視し続けたり
その笑顔の何秒あとに
素気無い返事を返される
そんな風にされるとだんだんあなたが邪魔になってくる
忘れたのかな?
そばにいたいと言ったのは僕じゃない
あなたが望まないなら
消えてあげるよ
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永遠に一緒がいいとか次はいつ会うとか面倒臭い
今日会ったらそんでおしまいまた会いたくなったらそんときに言っておくれ
“私が一番”なことをどうにかして聞き出そうとか
しないでくれ
言わせたいのか
仮に俺があなたが一番で死ぬまで愛し続けるよと言ったとして
それになんの意味がある?
それで満足か?
いくら言っても仕方ないんだよ
そんなこと
言わなくても僕はあなたに会いに行くでしょう?
好きだからだよ
わからないのかな
悲しくなってくるね
次にあなたに会ったら
あなたを殺してしまいそうだね
僕に愛とかそのへんを
押し付けないでくれ
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かにのこころ…
おまえら、かには、横にしか歩けへんとか言うけどな
どこが俺の前だとおもうとんねや
目えついとるとこが前やと、おもうとんか
でんしゃと同じや…
俺が進んだほうが、
前や
ワカッタカァ!!
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生きてるぞー!!みろっ
ろっぽんの足で歩くぞ!
はやいぞ!
女王様にごはん運ぶぞー!!
うまれたてぴちぴちだっ
おなかのしまもようイカシテルやろ!
甘い匂いは見逃さないぜっ
知ってた?
た、たったんぽぽって、
夜はとじとるんや!
だ・ま・さ・れ・るなよ!
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みてくれーっ!!
俺はついにっ
空を飛んだんだ!!
うわぁ家の屋根がいたそおだなぁっ
みろっ
とにかく、
こっから見ると
空なんかたいして綺麗でもないぜ!
むしろ山が美しいなぁっ
おーい!!
聞こえるかー
俺はいまどのへんにいるんだー
区切りがないからよく、
わかんないぞ!!
おーい!!
誰かおろしてくれえ…
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貴方の溜め息に
灰に染まった景色と
黒く漏れだした血液
苦しみに塗られた幸福
鮮やかに刻みつける
孤独
自虐
…の病原体
骨の溶ける雨に
涙が流れ出す錯覚と
腐敗し色褪せる願望
傷付けた言い訳は愛情
隠れて壊しつづけた
孤独
自虐
の…
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あれこれ心配しなくちゃいけないのは辛いわと貴方は言いました
一番心配してたことがついに起こってしまったのでしょう
貴方の前では必死に抑えて“普通”に振る舞っていたつもりだったのですが
この不安をいつの間にか
貴方に伝染してしまっていたのかもしれません
必死につかんでいなければ繋ぎ止められないものなど
貴方にとってはただの重荷なのでしょう
確かにこれは重荷で、それを僕が手放す度に貴方が拾わなければならないなんて
酷いことをしたと思っています
だんだんと離れていく貴方を疎ましく思った日もありますが
一緒に泣いてくれた日も確かにあって
とても感謝しています
貴方は僕に言い出せずにまだそこにいるのでしょう
ひとりならひとりでも別に平気なので、あまり気にしないで下さい
明日貴方にちゃんと…
さよならをいいます
僕の身勝手を謝ります
ごめんなさい…
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誰にも救えないとわかっているなら
何もしないでくたばった方がいいのかもしれない
そんな当たり前のことにも気付かずに
周りの人達をたくさん傷付けてしまいました…
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死期を知らない
君へ向けた僕の殺意を知らない
気遣いを知らない
見返りを恥じない
ひたむきに生き続ける
その火が消える時まで
なんで?なんで…なんで
なんでなんで…
僕にないものをいっぱいもってる
ごはんおいしい
なでなでうれしい
なにも言わずに
生き続ける
おやすみ
また明日