詩人:怜士 | [投票][編集] |
遠くに感じる距離は存在する証
絶望でも構わないから傍にいたい
その灰を集めて
もう一度燃やす
栗色の髪を
可愛い顔を
小さな手
その体全部
どうして?
すべて壊したい
気色悪いこの世界のすべてを
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その愛を繰り返したくはないのに
笑う程に深みに嵌る
時と場所がそれを分けるのか?
そんなものに意味はあるのか?
本当に考えたことある?
ただ僕にはひたすら、共感力がない…
その愛を繰り返したくはないのに
笑う程に深みに嵌る
君が生きてるみたい
優しくて強い瞳
迷ってるね
そうやって眼をそらす瞬間が好きだよ
もっと困って
今度は違う向きに傷付けてあげる
でもあとで治してあげる
その愛を繰り返したくはないのに
笑う程に深みに嵌る
信じてくれないだろうけど
君が大好きなんだよ
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自惚れたっていいと思う
君は美しい
それ以上気にすることなんかない
裸足で走り回ってても
愛される…
君は美しい
僕にとっては否定的だ
なにもかも霞んでゆく
そんな君が気に病むことはない
もっと楽しんで
笑って
自惚れたっていいと思う
君がそう脇見する
それは君を邪魔するためにあるのではない
君の幸せを祈ってる
なにも気にしなくていい
好きに生きてほしい
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見失い耐えきれず
楽な道に逃げた
結果更に届かぬほうへ
それだけが取り柄だったのに
気付く頃には取り返しもつかず
めまい吐気のなかで
なんの価値も無い自分をみる
そこに立って歌う以外
僕の意味はなにもない
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夜中の空腹
なにも口にしたくはない
つまらない理由で
飲み込んだ「シ」
のせい羽根が重たく
不自由、でも
そこを泳いだり飛んだり
深く吸い込むときに
一瞬ほんとの僕になれる
真っ白な意識…
知らない誰か
知らない声で
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触れたい
憧れ
…無理
触れたくない
触れられたくない
怖い
愛想尽かされる
そばにいて
近寄らないで
ひとりにしないで
構わないでくれ
「愛してる」
憧れ
…無理
わからない…
わからない…
わからない…
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最近なにも考えずに時間を消費している
頭のどこかでは常に考え続けているような気もする
自分でも分かりきった結果に
裏切られるために気付かぬ振りをしている
結局、そういう選択。
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ひとりきりでいる間は
君のことを思い出せる
青く明けていく窓
朱く暮れていく道
どうしようもない
孤独の中に
消された君のそばに
いつまでも
閉じ込めておきたい