詩人:怜士 | [投票][編集] |
犬は飼い主の状態チェックを怠りません!
黙っていても体調、機嫌の良し悪し
心の動きまでしっかりとかぎわけます★
だからその仮病も浮気も
全部知ってるよ、
けどそれを言ったら捨てられちゃうから、
絶対に言わないんだ…
あなたが必要とする瞬間まで、
待つことしかできない、
もし僕が犬なら、ね
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なんの価値もないんだ
この涙さえ
なんの価値も
そんなふうにがんばることは僕にはできない
貴方のように生きてみたかった
僕は折れたっきり
立ち上がろうともしない
どうしてだろう
自虐以外に何も出来なくなって
その虚しい結末を遂げるために
苦しみ続けて生きるんだ
間違えないように
失敗しないように
自殺するために
おまえらとは頭が違う
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空は涼しく晴れています
うざったい朝日の下
そっちにあの家はもうないのに
クローバーとテントウムシ
綺麗な色のゼリー
向かいのホームにあなたが・・・
そばにいきたい
何も言わなくなったあなたをひとりにして
なんでまだ生きてるんだろう
産まれてきたのが間違いだったんだ
この傷口から腐って消えればいいのに
あなたのそばに
それすら憎い
全て灰にしたい
壊れろ
仕方なかったんだって思えば諦めがつくだろ
理由考えとけよ
必要になる頃にはそこはただのゴミになってる
もっと吐け
もっと出血しろ
いくとこまでいけ
快感後悔混乱いろんな気分変わらないのは
Hate
ムカつく・・・
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バレエのビデオを見た日
誰とも会いたくない日
死んだ彼女の誕生日
バイトがクビになった日
風邪薬を一瓶と
風呂の洗剤を飲んだ日
真っ白い虹色のハレーション色採り取りの視界
最近で一番笑った日
何を聞かれてもよくわからなかったから
適当に相槌うっといた
“模範的患者”
帰ってから何しようと医者は構わない
ただそんな気力もないから
軽い吐気と頭痛の幸せな苦痛のなかで眠るんだ…
なにをしたいとも思えず・・・
誰に会いたいとも思えず・・・
眠るために楽な傷を増やすだけ・・・
くだらない
つまらない
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童顔でせくしぃで
胃と膝がちょっと弱い
何気に我儘で
サドでママな
真面目で不真面目で
肌が真っ白で
髪が真っ黒で
泣き虫でひ弱で
ダサい音楽が好きで
気まぐれで寝るとなかなか起きない
誰とも違う
あなたが大好き
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目をそらして
感情を止めて
最後まで認めない
僕は傷付いてない
最後までやりきる
誰も救えない
自分でも…
もうどうしようもない
やり遂げたら貴方達は何を思うだろう?
無駄なことをしたと思う?
馬鹿な奴だと見下す?
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ぼろぼろで生きるあなたの記憶に
お好みの僕を刻んでください
無知に消費される愛想笑いを
お好みの時機でお呼びください
そうやって僕を
じわじわ殺してください