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怜士の部屋


[3] AP-ER 1
詩人:怜士 [投票][編集]

車輪に絡まる
引き千切れ
線路に散らばる
自分が見える
ホームの隙間から
奴が見ている
白い縞の真ん中で
青い鉄が顔に突っ込む
タイヤ

肩から暖かいものが
流れている
髪の間から
奴が見ていた
僕の体をいじり回す
白い大人達
僕は真っ赤になって
止まらない
暗い階段に
奴がしゃがんでいた
見たんでしょ?
私がどうやって死んだか
見て
わかって

2005/02/07 (Mon)

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