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怜士の部屋


[4] 大切な思い出
詩人:怜士 [投票][編集]


あれは僕が中学生の頃
パパが働いて
ママがうちにいる
君の家に行った日
君は自由に出入りできる可愛い部屋へ
お昼過ぎに僕を呼んだ
君のママがお昼をつくってくれて
僕は酷く居心地の悪い思いをした
君は歌って踊れる異性のアイドルを
その中でも真ん中に立てるような彼を
普通に好いていたから
僕はその健やかな笑顔が気色悪くて
どういう順番で読むべきか全く解らない、
少女漫画を眺めていた
あの時僕は知らなかったから
君の腕

その意味を
ただやわらかい髪が
やわらかいなぁって
思っていた
あれは僕が中学生の頃
あの時君がくれた

大切な思い出

2005/02/08 (Tue)

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