窓にうつった青い空を見るふりをしていつも隣にいたあなたを見ていたあなたはいつも手帳にちいさい友達の顔を並べてたりお弁当のはんかちをつるにしたり財布にしたり字のやたらちいさいなにかの本を読んで僕にしおりを渡してくれたりしていたそういうふうに、ただ普通に、そばにいてくれることがとても幸せだった
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