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カラクワトの部屋


[1] ツンデレ的考察
詩人:カラクワト [投票][編集]

無意識に冷淡になる態度
トゲトゲしいとも言える言動
-表出する臆病心-
でも、誰も気が付かない
気が付かせない。

彼は、屈託なく話しかけてくる
私の近寄り難いオーラは無効だ。

一人が好きなのかい、と私に尋ねた
いや、そうでもないと彼に答えた

彼が自分の中核になる
孤独だった私の当然の帰結
じわじわ、と、込みあげてくる恐怖

なぜ?と彼は聞いた。
なぜわざと嫌われようとするのか

思いきって言ってみた
曰く、
私は弱虫。
素で嫌われるのがコワイんだ
後から、欠点とか嫌なトコとか発見され
嫌いになられるのがコワイんだ
喪失から逃避する弱者-それがワタシ

失ワナイ為ニハ
何モ持タナケレバイイ
ずっと昔、したり顔で悪魔が私に言ったこと

彼はワタシをじっと見てた
それから黙って私の頭を撫でた。

気の利いた一言が欲しいと私は思った
でも何故か涙目になって、
やっばりワタシは死ぬほど嬉しかったのだ

2007/12/14 (Fri)

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