ヤドカリ君Aは言ったこの貝殻は最高だだって 大きいし居心地が非常によろしいヤドカリ君Bは言ったいやいや このシエル・ホームこそ至極の逸品。この内部の豪奢なこと!大きさも全然申し分ないヤドカリ君Cこと俺はテキトーにいい感じの貝殻を見繕い砂に潜ったするとヒュッ、とやって来たニンゲンがA氏をバシッ、とつかみとりB氏はサッ、と逃げ隠れニンゲンは去ってB氏は哄笑した確かにワラエルマジでワラエルそして笑うしかない今日を呪う
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