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カラクワトの部屋


[16] さむがりな君へ
詩人:カラクワト [投票][編集]

夜 眠れぬ君に
熱いココアをいれてあげよう

冬のかけらに凍える君の その肩を
そっと上着で包んであげよう

寒い朝
ストーブの前で震える君を
そっと抱きしめてあげよう

雪の候
苦しげに 息を白くする君の唇を
優しいキスで溶かしてあげよう


―ねぇ。あなたは さむくないの?


大丈夫。
僕はね、君がいる限り
凍えることはないんだよ

2007/12/19 (Wed)

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