トイレに入って大を済ませた一息ついて手を伸ばした先には絶望カランという不在の宣告棚には虚無日頃の不注意の具現つまり何処にもそれは見当たらず呼ぶ誰かもいなかったのだどうしようもなかったでも 選択肢は限られていてどうにかするしか無かったのだそれはいつだってジンセイのほんとうのかたち
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