重夏の部屋
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[997] 浸る。
漂う夜の薫りを
手繰り寄せてみる
今夜は切なくて
どうしても
眠れそうにないから
2012/05/07 (Mon)
[996] 涙路。
見上げた星空
私を照らす月明かり
零れた涙は 指先を伝い
今日も行き場を失くして
2012/05/07 (Mon)
[995] 無題。
貴方が隣に居なくても
私は普通に呼吸をして
何気ない事に笑って
美味しい物を食べて
幸せと感じて
哀しいとは思わない
けれど
貴方を失くした右手が今も
寂しいと泣いています
2012/05/06 (Sun)
[994] 好き そして愛してた。
もう 私から伝えることも
貴方から伝えて貰うこともない
手を離すとはそういうこと
さよならを 形にするとは
そういうこと
2012/05/03 (Thu)
[993] ありがとうの花束を貴方へ。
誰かに愛されること
そして
誰かを愛することが
出来ること
それはとても素晴らしくて
とても尊いこと
2012/03/24 (Sat)
[992] 無題。
会えなければ
こんなにもすれ違い
電話越しじゃ言いたいことの
半分も伝えられなくて
強がってばかりいるけれど
本当は心の中では
いつも泣いています
貴方の瞳に写る私が
笑顔なら安心で
電話越しに泣き笑い
貴方を困らせることが
何よりも恐くて仕方ないのです
2012/03/22 (Thu)
[991] 切なる願い。
ごめんねの切なさなら
私がもう十分知っている
さよならの痛みなら
私がもう十分知っている
だから
だから
貴方だけは どうしても
傷付けたくないのです
2012/03/22 (Thu)
[990] 無題。
さよならがそこに横たわり
息を潜めて
私たちをじっと見つめてる
2012/03/19 (Mon)
[989] 無題。
つないだ手を離すことは
こんなにも とても
とても容易くて
だけど
つなぎ続けていくことは
こんなにも どうして
どうして 難しくて
哀しくて 苦しいの
2012/03/10 (Sat)
[988] 無題。
何を信じていいのか
わからなくなってしまった
その涙の意味は
その溜め息の訳は
もう どうでもいい
これが さよならということ
2012/03/10 (Sat)
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