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重夏の部屋  〜 新着順表示 〜


[473] なんてことないふうには。
詩人:重夏 [投票][編集]

哀しさや痛みを

この胸に

抱しめてしまった瞬間から



なんてことないふうには

生きられなんだって


初めて気付くのかもしれない

2006/05/03 (Wed)

[472] ”カタチ”。
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口に出して

言ってしまえば


鮮明になる

舞いはじめる


ひらひら、と



想いが”カタチ”になる

すべてが

”カタチ”になってしまう



だから

言えない

だから

・・・言わないよ

2006/05/03 (Wed)

[471] 今持つモノ。
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すべてを手放せるほどの

勇気など きっと

まだ なくて

2006/05/01 (Mon)

[466] 今。
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言葉の限りを

尽くして


すべてを

伝えたいけれど


その言葉の限りが

私には


まだ無いにも

等しいものだから



ありきたりで

平凡な言葉でしか



紡いでゆけない

紡ぎ出せない



それが今の私、かな?

2006/04/30 (Sun)

[464] コトバの温度。
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”さよなら”の温度

”ごめんね”の温度

”好きッ”の温度

”ありがとう”の温度

”愛してる”の温度



耳に触れた瞬間

心に触れた瞬間



響く 

広がる


たくさんの温度たち

2006/04/29 (Sat)

[463] 空と私と淡い想い。
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空が泣いていた

私は笑っていた

空が笑っていた

私は泣いていた


あぁ 流れる雲の川へと

ねぇ 君への想いも流せたなら、と



空が囁いていた

私は叫んでいた

空が叫んでいた

私は眼を伏せる


あぁ 君に届かぬこんな声なら

ねぇ もう要らないよ、と


2006/04/29 (Sat)

[462] 祈り。
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たくさん迷った その分

君は

たくさん 歩いたでしょう?


人よりも 少し

余分に歩いた その距離が


君の 強さに なりますように

君の 勇気へと

変わりますように


2007/06/07 (Thu)

[458] 二人。
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温度の無い世界に

投げ出されてしまっても



この手だけは堅く

つないでいたい

2006/04/26 (Wed)

[457] 還る場所。
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この”涙”の還る場所が


あの碧い海であったなら

2006/04/26 (Wed)

[449] たとえ それでも。
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流れた星の数

流れた涙の数


散って行った紅い花弁

散って行った淡い想い


零れた月の雫

零れた月の声


耳を掠めた夜の風

耳を掠めた君の声


明日という未来

今日という現実

昨日という過去


君に向けて放ったすべて

君に向けて輝いたすべて


それでも


君には届かなかったモノ

君には届けなかったモノ

2006/04/24 (Mon)
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