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重夏の部屋  〜 新着順表示 〜


[417] 夢に溺れた あの日。
詩人:重夏 [投票][編集]

朝が来ること 全身で拒絶して

夜の闇をこの身に纏い

夢だけを力一杯この腕に抱きしめた



あの日だけは どうしても

夢に溺れていたかった


夢に溺れさせていて欲しかったんだ

2006/07/08 (Sat)

[416] or。
詩人:重夏 [投票][編集]

その”痛み”

苦痛と受け止めるか


その”痛み”

恋ゆえと

素直に受け止めるか

2006/07/08 (Sat)

[412] カタチ在るモノ、無きモノ。
詩人:重夏 [投票][編集]

カタチ在るモノは

指先がなぞり



カタチ無き

内に秘めた想いは


記憶が 

そっと なぞって行く

2006/07/08 (Sat)

[411] 置き手紙。
詩人:重夏 [投票][編集]

止まっていた

時間を 溶かすため

想い出にするため



貴方への ”愛”を 今日

ここに 置いて ゆきます

2007/06/07 (Thu)

[410] 選択。
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守りきることは

きっと とても

大事なことだろうけれど



時には

すべてを手放す潔さも

必要なのではないだろうか



2006/07/08 (Sat)

[408] そして この恋は。
詩人:重夏 [投票][編集]

君の声  私の”想い”

君の呼吸 私の”タメ息”

君の瞳  私の”涙”


すべては君を想い

生まれたモノでした

2011/09/16 (Fri)

[407] 切なる願い。
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君の吐息ごと

抱き締められたなら


君の纏う空気ごと

この腕に閉じ込められたなら


2006/07/08 (Sat)

[405] 四季〜春〜。
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硬く閉ざしていた
花の蕾が綻び始め

寒さで強張っていた
人々の顔も綻びだす


暖かで優しい季節

木漏れ日の中穏やかな時間



夏の焼け付くような暑さではなく
秋の爽やかな陽気でもなく
冬の身を刺すような寒気でもない



春が纏い連れて来る

甘い桜色の風が好き

2006/07/08 (Sat)

[404] まるで露草色のような。
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貴方の零す言葉ですから

聞き逃さないように

すべて掬い取りたいと想えるのでしょう



貴方の触れるモノですから

私もそれに そっと手を

添えてみたくなるのでしょうね






2006/07/08 (Sat)

[403] 夜桜に恋。
詩人:重夏 [投票][編集]

月の雫 浴びて

淡く光を放つその姿



太陽の下にある君よりも

月夜に咲く君の方が美しく私好み



夜風が私の髪を撫ぜ

君もさらさらと揺れ動く


その音色が心地良くて



瞳を閉じて

甘い香りを吸い込んだ

2006/07/08 (Sat)
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