詩人:重夏 | [投票][編集] |
貴方と離れている間を
つなぐのは
携帯電話での会話
お互いの耳元に
笑い声だとか
吐息だとか
お互いの声が響いて
だけどそのあと
”じゃぁねっ”て言って
電話が切れた時
ツーツーと無機質な音が響いても
通話ボタンを切るのを
少し躊躇ってしまうことがあるの
笑われてしまうかな
切ボタンを押すことで
貴方と私をつなぐ
細く細い糸を断ち切って
しまいそうな気がするから
だなんて言ったら、、、
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目先のモノなどに
どうか惑わされないで
いてください
あなたの後悔した姿を
私は見たくないのです
だから
出来るだけ
慎重に 慎重に
あなただけの道を
どうぞ
紡いでいってくださいね
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どうして私を
見てはくれなかったのって
どうしても
納得いかなかったあの時
今なら
わかるような気がする
好きでない人からの
愛はとても重い
同情の愛なんて
与えるくらいなら
気付かないふりを
していた方がいい
貴方は
知っていたんだね きっと
同情の愛を
与えられる人の気持ち
今私もそんなふうに
思う時があるから
今ならわかる気がする
貴方が私に綺麗な想い出のまま
抱えていて欲しかったんだって
貴方が私に
教えてくれた大切なこと
今になってやっと
理解することが出来たよ
”ありがとう”
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夜空から
月の雫がこぼれ落ち
言葉もなく
心は奪われ
なぜだか輝く月に
手をかざしてみたくなった
私を見下ろし
静かに微笑むお月様
うさぎが
餅突きしてるように
見えてたあの頃
今でも見えるかな
指の隙間から零れる光
指の隙間から見えた月
今の私にはどう映る?
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迷うことはあっても
決して立ち止まってはいけないよ
君は君の道を
私は私の道を
築いていかなくては
ならないのだからね
手と手を取り合って
同じ道を歩き続けるということは
きっと容易なことでは
ないと思えるから
この手が
離れ離れになってしまっても
お互いが
途方に暮れることのないように
共に歩きつつ
自分だけの道も
築いていかないとね
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ありきたりな言葉
何処にでも降る言葉
姿 形の見えない
その言の葉に
私の”想い”というパウダーを
降り掛けることで
いつの日か
いつの日にか
私だけの言葉に変化させてみたい