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重夏の部屋


[374] 途方に暮れる。
詩人:重夏 [投票][編集]

いつの間にか 私は

私自身の道を

見失ってしまっていた


目印に落としてきたパンくずは

乾ききって風に連れ去られてしまい


道行に張り巡らしてきたロープは

古くなり擦り切れてしまっていた



後戻りする術さえ

もう 私は持たない

2007/04/26 (Thu)

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