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重夏の部屋


[650] 月の底。
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鮮やかすぎて
痛み 伴ってしまうような

そんな“想い”なら 

もう 
涙で薄めてしまいたい



それでも 
 心 描いてしまうのは


水彩画のように
    透き通った 
  

”一枚の想い画”



淡く滲む色彩の向こう


貴方とのすべてを
 
  沈めて置ければよかった


沈めて置けたなら 

  −よかったのにね...





2006/09/01 (Fri)

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