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重夏の部屋


[651] 泣いた花 散る涙。
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痛みに
耐えられるほど
強くなどないのに

貴方を
忘れられるほど
簡単に
出来てもいなかった

そんな”ココロ”は 今

時々泣き出し
たくなるような
そんな”想い”を
抱えながら歩いてる



道端で揺れる
小さな花と ともに
滲む記憶が揺れるたび


ふいに溢れ出す
”想い”も”涙”も
蒼い風が連れ去って
くれたならいいのに、なんて

繰り返し
思いながら
願いながら...



刻まれた
貴方の言葉を
消すことなんて
出来なくて

貴方に手渡した
言葉の欠片さえも 
忘れることは
出来ないのだと気づいてる

こんな僕だけど


時々泣き出し
たくなるような
そんな”想い”を
抱えながら


貴方の居ない
この道を

今はひとり
  ... 歩いてる

2006/09/05 (Tue)

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