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重夏の部屋


[654] TEARS。
詩人:重夏 [投票][得票][編集]

こんな壊れた声だもの
想いを伝えることさえ
出来ないのだろう、と

気付いてる
気付いてる...

だけれど

痛みを置いてくことの
出来る場所なんて
僕は知らないから


君を結ぶ 君に結ぶ
想いはいつだって
ココロをすり抜けては
掌から零れてゆくばかり



こんな汚れた僕だもの
本当は想うことさえ 
許されないのだろう、と

分かってる
分かってる...

だけれど

痛みだけを切り離し
さよならする方法を
僕はまだ知らないから


君を描く 君に描く
想いはいつだって
ココロをすり抜けては
掌から零れてゆくばかり


それでも

一瞬は永遠だと信じて
 一瞬は永遠だと願って


今日も天を仰ぎ
   堪える”TEARS”

2006/09/10 (Sun)

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