逃げ場も逃げる方法もないとこの世の中に唯一受容される自分の意思が消えることしかないように感じる泣くことしか出来なくて浮かび上がる”消えたい”の向こう側にある”幸せになりたい”も見えなくなってただ私は死ななきゃいけないんだって思う楽になる方法は分からないけどきっと私は生きたいし、この先出会う希望の可能性も捨てていない一瞬の絶望に身を投じてしまわぬように涙に浸かりながら”消えたい””消えたい”を繰り返して”幸せになりたい”を呟いている
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