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孤 花の部屋


[149] 片想いきっぷ
詩人:孤 花 [投票][編集]

交わる予定の無かった

君と私の時間が偶然交差したのだから

私はそれに感謝している

君の気持ちになんて

何枚のベールを外していけば辿り着けるのかしら


君が時々くれるチャンスの意味すら分からない私だから


一瞬交わりそうな時間を

時々私は捨ててしまう

本当は君を知りたくて

知りたくてたまらないのに


優しい言葉だけを頼りに

遠くの君を思い浮かべる他ないわね

別の列車に乗る君を

ここから追いかけ見つめている様に



夢の中では

何もかもを潔く手放して


君に飛込むために走り出していたのに

2009/01/22 (Thu)

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