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孤 花の部屋


[17] 知らない国
詩人:孤 花 [投票][編集]

この 窓を 開けたら 朝になって
黄色い太陽が 光が 広がって
私を つれてゆく

白い 雲は 私を包み
眠らせ
遠くへ 遠くへ
未だ見ぬ 地


その人は 声のない 言葉で 私に 語り掛け
導かれるままに 飛んでゆく
ゆれながら

あの世界は もう忘れてしまった
思い出そうとしても 頭が沈んで
深く

深く

透明な

力で

2004/11/04 (Thu)

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