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孤 花の部屋


[22] 私たちは
詩人:孤 花 [投票][編集]

強く在りたいのにこれ以上力を出すことができず
足跡も
この私の重さでは
残らずすぐ消えてしまうかもしれない
幸福も悲しみも抱えきれぬほど背負っているつもりで
群衆の中で
無力感を感じることも否めずに
今夜も明日に希望持つ力だけを持ち合わせて
眠るのは
私だけではない

私だけではないから

私は生きていけるのかもしれない

2003/02/25 (Tue)

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