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孤 花の部屋


[173] アクチュアリー
詩人:孤 花 [投票][編集]

携帯にぎりしめ

何度

名残惜しさと期待の中で

眠りにおちただろう



毎朝起きる度に

着信ライトを意識して

淡いピンクの光を確認しては

とても安堵した




そんな毎日も

いつの間にか終わりを迎えて

忙しない日々が流れだして

貴方が一瞬薄れた




またさざ波が寄せてきた頃

私は一つ二つ学んでいたけど

貴方に対してだけは

何一つ変われなくて




ただ、好き。

このことが段々はっきりするだけ

行き場のない想いがここで

淡いピンクに光っているだけ

2005/08/02 (Tue)

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