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孤 花の部屋


[2] 冬花
詩人:孤 花 [投票][編集]

春の日

ひだまりの中の
貴方が愛しくて
ずっと
貴方を
見つめていたら

その瞳の奥の
枯れることない
一りん花に
気づいたの

それでも
ねえ
待っていたの

待ち焦がれて
もう
冬がきたわ

息絶え枯れる瞬間
瞼の裏にあるのは
ひだまりの中にいた
貴方なのでしょうね

私は
いつまでも
待っていたの

2004/11/04 (Thu)

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