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孤 花の部屋


[203] 電車
詩人:孤 花 [投票][得票][編集]

キミが待ってる

暑い街の中で

私を待ってくれている

きっとイライラしながら



電車を乗り継ぎ

時計を何度も確認して

心臓は張り裂けそう

初めて待ち合わせの場所まで

全速力で走った


キミが怒りながら待ってるから

冷や汗と暑さのせいで

汗が背中を濡らす



でもキミは私を待ってる

仕方なく呆れながら


私はと言うと

不謹慎にも幸福感がほっこりと

胸の中に咲いてる


私はキミのもとへ向かってる

2009/01/24 (Sat)

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