詩人:pereo。 | [投票][編集] |
そんな目で見ないで
厄介事は無視したいの
求めないで
そんな声で呼ばないで
面倒事は見捨てたいの
責めないで
ただ無垢に生きたかった
ただ緩く漂っていたかった
何を期待してるの?
他人を救う程暇じゃない
何を信用してるの?
人は裏切る生き物なのに
傷付くことより
死んでしまうことを選んだ
止ったままの心はどこへ?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
灰色に曇った空
感じていた 違和感
大人になれば 自然に
大人になれば 上手に
不安だった漠然と
自分だけ 子供のまま
自分が 分からなくて
居場所さえ 分からなくて
空回りし続けた
中途半端なまま
僕は何なんだろう?
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
刺々しい記憶
乾いた笑いで 包み隠した
向き合うことなど
出来なかったんだ
せめて笑って誤魔化した
胸に張り詰めた
この感覚はなんだろう?
愛 憎悪 恐怖 不安?
分かってる
仕方がないこと
それでも
不器用な私には
逃げ出すことしか出来なくて
今日も惨めに
乾いた笑いを繰り返す
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
生きていること
呼吸をすること
同じくらい
当たり前になってたんだ。
当たり前だったはずなのに
ちょっと つまずいただけで
自分がどうして生きてるのか
どうやって生きたら良いのか
分からなくなっちゃって
泣いたり 怒ったり 溺れてみたり。
きっとまた
ちゃんと生きていくから
もう少しだけ悩ませて。。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
あの日貴方は
私を殺した
つぶれた足で
立てるはずもないのに
伸ばした手は
何も掴めず空を切った
何を求めたの
諦めたつもりでいた
出口など無い
これは毒々しい現実
あの日貴方は
私を殺した
あの日貴方は
私を殺した
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
耐えきれないなら
耐えなくても良い
泣きたいなら
泣いて良いよ
そばにいるから。
あなたの心が
壊れてしまっても
世界の全てを
信じられなくなっても
そばにいるから。
どんなときも
そばにいるから。
僕の前では
本当のあなたでいてね。
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
あの日もノラ猫は
二匹そろって窓の外にいた
食べかけのパンを
怖がりながら食べていた
あの日あなたは
この世から消えた
悔いや怒りや僕を残して
いつの間にかあの猫も
見なくなって そのままだけど
それでも毎日は流れてて
少しずつ記憶も薄れてる
少しは前を向けたのかな
一歩でも進めたのかな...
詩人:pereo。 | [投票][編集] |
真っ白の頭
いつの間にか
考えられなくなっていた
途方に暮れて立ち止まる
ここは一体何処だろう
何処へ向かうはずだったんだろう
救いを求めて見上げた空
何処までも広い真っ青な空
立ち止まって気が付いた
雲はゆっくりと流れていたんだね
落ち着いたらまた歩き出そう
そして分からなくなったら
また見上げよう
きっとそこでも雲は流れてるから