詩人:めろでぃ | [投票][編集] |
君は泣いたね
初めてケンカして
アタシが
「逢いたくない」
って言ったとき
君は泣いたね
君は泣いたね
一緒に観たあの映画
幸せについて
考えさせられる
あのシーン
君は泣いたね
君は泣いたね
アタシの携帯を見て
他のヒトとの
メールを見て
君は泣いたね
君は泣いたね
ケンカしたあとに
「独りじゃないよ
アタシがいるよ」
と言ったとき
君は泣いたね
そして
アタシが荷物全部持って
車から降りるとき
君は泣いていたね
最後に見た君は
泣いていたね
ナゼか泣き虫なアタシは
涙が出なかったんだ
心が鳴きすぎて
泣けなかったんだ
でも
君は
泣いていたね
君は泣いていたね
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アナタに殴られた
左頬が痛む
アナタに掴まれた
右腕が痛む
アナタに締められた
首筋にアザが浮かぶ
アナタに
押さえつけられた
こめかみに痛みが走る
「いままでありがとう」
アタシの心の心臓に
アナタの言葉が
突き刺さる
アナタが隣にいなくて
アタシの全身に
激痛が走る
アナタにつけられた
傷でさえも
アナタとアタシの
大切な想い出なの
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君に触れた
空気だけを吸って
呼吸して生きたい
それが出来ないのなら
君の口ずさむ歌の
音符のひとつになって
君の近くで生きたい
それが出来ないのなら
君の中に存在する
細胞のひとつになって
君の生きる力になりたい
それが出来ないのなら
君がアタシ以外の
誰かのために流す涙の
ひとつでいいから
君に触れていたい
君のために生きてきた
君に出逢うために
生きてきた
君に出逢ってから
人を愛する素晴らしさを
感じて生きられた
君はアタシの
生きる糧だった
生きる意味だった
君がいないなら
アタシの吐く息は
意味を持たない
ただの二酸化炭素
アタシの脈打つ心臓は
意味を持たない
ただの雑音
君のため以外に流す涙は
ただの水滴
全ては君のため
アタシの全ては君のため
アタシの吐く息は
冷たい君の手を
あたためるため
アタシの心臓は
君が歌うためのリズム
アタシの体内の水分は
全て君を想って流す涙
君が傍にいて
そこで初めて
アタシの全てに
意味が生まれる
要するにアタシは
また君と手をつないで
生きていくことを
望んでいるの
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初めて2人で見る海
潮風が君の頬をなでる
磯の香りと君の香りが
絡み合う初めての香り
波の音が 君の声と
重なり合う
まるで
初めて会った時のよう
海辺で見る君は
何もかもが
初めて会った時のように
ドキドキした
君の横顔って
こんなに
美しかったんだね
そして
最後に見た君は
その横顔でした
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きっと君は
欲しいモノを
欲しいと言えず
ツラいことを
ツラいと言えず
寂しいのに
寂しいと言えず
そうやって
生きてきたんじゃ
ないのかなあ
ホントの自分を
見せることも出来ず
自分の境遇と
他人の境遇を
重ね合わせては
ホントの気持ち
抑えつけて
あるのかどうか
分からない幸せを
幸せって何なのかを
手探りしながら
今まで
在たんじゃないのかな
そんな君だから
アタシは惹かれたんだ
そんな君だから
アタシは愛したんだ
そんな君だから
アタシは
一緒にいたいんだ
そんな君だから
一緒に幸せを
見つけたいんだ
そして
そんな君と一緒に
幸せになりたいんだ
そんな君を 今
ものすごく
抱きしめたいんだ
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「俺ホントに
お前のこと
好きだから もっと
信じて欲しいな」
君がそんなこと
不意をついて
言うもんだから
苦しくなったよ
心がきゅうって
締め付けられたよ
アタシもすごく
君がスキだよ
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あのときの君の
寂しげな瞳に
愛する人を護るための
チカラが欲しいと
想いました
あのときの君の
悲しげなぬくもりに
愛する人を支えるための
強さが欲しいと
想いました
あのときの君を
アタシは忘れない
君が
心から笑えるように
アタシはずっと
君の傍にいるよ
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どんな状況下でも
想い浮かぶのは
アナタのことだけ
それは今
家族よりも
強く 濃く 鮮明に
アナタを想う
今アタシに
必要なのは
何よりも 誰よりも
アナタだけなの