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Я@κλの部屋


[122] ダレがダレのために
詩人:Я@κλ [投票][編集]

命の器は
たった一つ
その器の大きさは
決まっている
だから『死』は『生』を
維持するために必要で
生き続けようとすれば
次の瞬間
命の器は
溢れ出す

そして全てが
死に絶え
『生命』という名の
壮大な物語は
終わりを告げる

僕がこうして生きているのは
たった一人の
君を守る為
僕がこうして生きているのが
その答え

共に生きたいと言う
その想いが
また『未来』と言う名の
道を作る

人は人を想い
『生』と『死』二つを抱えて

生きる事 死ぬ事

僕が君を想い
そして僕の器は溢れ出す

果たして
誰が誰の器のために


キミはダレのために



この『世界』で


生きていくのだろう........。

2004/12/20 (Mon)

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