詩人:ケイナ | [投票][編集] |
あなただけに聞こえる声が欲しい
好きって言いたい
周りの人を気にせず
愛を唄いたい
それが叶わないから
わたしはこうして
あなたを目で追うだけなのだけれど
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チョコレート
それは愛のかたまりだと
わたしは思う
食べると心が暖かくなる
無いと口が寂しい
匂いは恋心をくすぐる
何よりポリフェノールが入っている
ビタミン、カルシウム、そしてチョコレート
これらがあれば何とかなる
小難しい話はナシにして
チョコレートには
愛が含まれているに違いない
現代人に今必要なもの
それは愛と休息
そしてチョコレートだ
チョコレートをなめるな
噛んで食べるものだ
いや、別に美味い事を言ったとは思っていない
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雨が好き
小降りの日は傘ナシで
どしゃ降りの日は傘をわざとずらして
水溜まりをわざと蹴って
歩く
天から滴が降ってくる
空がわたしの代わりに泣いてくれる
こんな日は
悲しくても大丈夫な気がする
でも、
本当は
明日風邪を引いて
みんなに心配されて
学校休みたいだけなんだ
でも結局引けないで
中途半端な鼻風邪で終わってしまう
今度こそ
風邪引いて学校休みたい
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最近、よく目が合うね
授業中
斜め横のあなたの席
ふと見ると
ぴた、って
ほんの一瞬
頭の中で時間が止まる
何も聞こえなくなる
わたし、あなたしか見てない
友達とのおしゃべり
集中できない
できる訳がない
いつの間にか
周りを見渡して
あなたを探してる
不自然に思われませんように
あなたを探してると
気付かれませんように
もしかして
もう、気付いてるのかな
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生まれた時に与えられた
一億個の「可能性の扉」を
歳を取るにつれて
自分で片っ端から閉めていく
気付いたものからこじ開ける
それの
繰り返し
放っておくと
出口はない
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オトナは数字が好きです
数字を示せば殆ど信じてくれる
50万円
50%
50倍率
「証拠」が欲しいんだと思う
「自分が信じる理由付け」が
子どものわたしには、分からないけれど
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辛かった
胸が痛くて苦しくて
でも誰にも言えなくて
もういやだ
こんな世界無くなっちゃえ
空を見るたび思ってて
ある日突然
私は何も感じなくなった
不思議に思って
後ろを振り向いた瞬間
首を血だらけにして
目を虚ろにして
私は死んでいたの
本当は生きたかった
仲のいい友達もいるし
好きな子だっていた
未来はあった
好きな場所
まだ私だけのものかな
大好きだった先生
私の事考えてくれてるかな
お母さん
いつも迷惑ばっかかけて
笑いあって、ケンカして
でも寂しかった
周りに人はいたけれど
私はこの世界で独りだった
もっと楽しいことしたかった
もっと友達と話したかった
もっとお母さんと分かり合いたかった
次生まれてくる時は
きっと
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顔の上では
「ずっと友達だよ☆」
と笑顔作り
仮面の下では
「ウザい 死ね 消えろ」
のオンパレード
所詮、人間なんて
人間なんてそんなもん
表面でコロッと騙される
街は嘘八百の嵐
今更気付いても遅い
格好つけたって遅い
煙草くわえて不器用ヅラしてたって
空き缶蹴って俯いたって
そんなの外見だけ
だから何だ
それも言い訳?
信じる心
それは嘘を信じる心?
何を信じる
フェイク=スパイラルで
何を信じられますか